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    英単語構成法 第1回(自動詞と他動詞の関係性)

    2015.01.02

    英単語構成法

    知ってるつもりの英単語もいったん立ち止まって考察することで、新しい発見や記憶につながる手掛かりが見つかるかもしれない。具体的には、語源(ラテン語やギリシャ語)やシステム(接頭辞や接尾辞、音韻パターン)を知ることで、英単語の別の顔や表情が見えてくるかもしれない。

     

    第1回:音による自動詞と他動詞の関係

     

    たとえば、riseとraiseを混同して「上がる」と「上げる」を時々間違えてしまうという人が少なくない。この2つに何らかのシステムが透けて見えてくれば、ミスも減ることになる。今回は、英単語間の関係性において「音」に焦点を当ててみよう。

     

    言語において最も大切なのは、音であり、スペルはその次である。riseとraiseもいったんスペルを無視して、音に注目してみよう。

    rise = ライズ

    raise=レイズ

    両者の音の違いは「ラ」と「レ」であることが見てとれる。では、「ラ」と「レ」は何からできているのか。アルファベットの助けを借りよう。

    「ラ」= r a

    「レ」= r e

    共通項のr を抽出すると

    r × ( a + e )

    両者の違いは、「あ」と「え」という母音の相違であることが分かる。riseとraiseに相当する日本語の「上がる」と「上げる」にも同様の分析を行うと、「が」ga と「げ」ge の相違から同様のパターンが現れてくる。

    g × ( a + e )

    以上のことから、記憶という観点に重点をおくと、「らぁいず」の「ぁ」と「あがぁる」の「ぁ」を結びつけ自動詞グループとし、同様に「れぇいず」と「あげぇる」に共通の「ぇ」を意識し他動詞グループとしておくと記憶が確実になる。

     

    ある英単語において、その自動詞内の母音を、母音「え」に変換すると他動詞になる場合がある、とひとまず結論づけておこう。もちろん、全てに適応できるわけではないが、記憶につながる可能性と音に対して敏感になることを優先する。以下、この規則の日本語への適応は、あくまで参考までに。

    日本語での例

    上がる/ 上げる

    開く /開ける

    閉まる /閉める

    はまる/ はめる

    など

     

    ◯自動詞の他動詞化システム

    ルール:
    英単語内の母音が「え」の方が他動詞

    1、rise /raise「上がる/上げる」

    2、lie /lay 「横たわる/横たえる」

    3a、sit /set「座る/置く」

    3b、(sit /seat)「座る/座らせる)

    4、fall /fell「倒れる/倒す」

     

    *3aと3bでは、3aの関係が言語的派生関係であろう。3bは、意味的なレベルでの対応であるはず。

     

    *ペア関係を「1、2、3b、4」として考えると、各ペアの自動詞が不規則変化であり、他動詞が規則変化である。layの過去形と過去分詞はlaidでありスペルにおいては若干の不規則性が見られるが、音声的には規則動詞であると考えることができる。
    一音節のlay に対して、二音節のbelay(固定する)、delay(遅らせる)、relay(伝える)という単語においては、過去形・過去分詞ともにスペルの規則性が復活している。しかし、この一音節と二音節で表れる規則性も全てには適応できない。
    以下、参考。

    基準 lay-laid-laid(不規則スペル)

    belay-belayed-belayed(規則スペル)

    delay-delayed-delayed(規則スペル)

    relay-relayed-relayed(規則スペル)

    inlay-inlaid-inlaid(不規則スペル)

    mislay-mislaid-mislaid(不規則スペル)

     

    以下は、参考までに。サンスクリット語の文法書 ‘Teach yourself Sanskrit’より。動詞システムの説明でcausative(使役活用)についての箇所。

    p.103

    Causatives exist in English, though they are not a morphologically prominent feature of the language. ‘Fell’ is the causative of ‘fall’ ー ‘he fells the tree’ : so ‘lay’ of ‘lie’, ‘raise’ of ‘rise’.