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    July for Julius Caesar

    2013.07.30

    「7月」を表す英単語Julyにおいて、古代ローマの英雄Julius Caesarユリウス・カエサルにその名の由来があることは比較的多くの人に知られている。同様に、「8月」のAugustも初代ローマ皇帝Augustusアウグストゥスを語源としている。

     

    ところで、ラテン語の数字7、8、9、10はそれぞれseptem、octo、novem、decemと表記するが、これらは英単語の月名に似ているようで、よく考えると2か月のズレがあることが分かる。この現象は古代における農耕と暦の変遷に起因する。

     

    古代のロムルス暦は、その名称からも察せられる通り、前753年にローマを建国したと伝えられるロムルスによるものとされている。この暦は、春のMartiusが年始、つまり「1月」であった。「2月」以降は、順次、Aprilis、Maius、Junius、Quintilis、Sextilis、September、October、November、Decemberであり、農耕に適さない冬の2か月は月としてカウントしていなかったらしい。日としては1年は304日で、10か月であり、残りの約60日は名もなき厳しい冬であったのである。

     

    その後、ロムルスの後をヌマという王が継承し、「名もなき冬」にJanuariusと Februariusという名称が与えられることになる。その後、暦の改善は前153年になされ、Januariusが年始とされるようになるが、依然として「3月」のMartiusが「旧正月」として共存していたと伝えられている。

     

    前46年、ユリウス・カエサルによって1年365日のユリウス暦が定められる。ここにおいて、正式に年始(1月)はJanuariusであると公に決定され、したがってSeptemberが「9月」となり、ラテン語の数字と月名のズレが生じることになる。さらに、カエサルは自分の誕生月の「7月」のQuintilisをJuliusと改名する。

     

    その後、アウグストゥスも、戦で勝利を収めた「8月」をAugustusに改めてしまう。以上は極めて単純化した説明であり、暦の変遷については『暦と占いの科学』(永田久著、新潮選書)に詳しく書かれている。

     

    月名におけるラテン語の数字の痕跡は、octopus [octo 8+pus足](蛸)やdecade (10年)などの英単語の中に見て取ることができる。