LINGUA MANIA ブログ

英文法の使い方 No.1

2020.05.03

英文法の使い方 No.1

 

 

 

イントロダクション

 

 

◯さて、休校も長引きそうですので、私たちは「英文法」についても学習していくことにしましょう。

 

 

※こちらからのメールは、保護者の方と生徒本人、両方に送信されていると思いますが、まだ生徒側のアドレスが登録されていない方は、ご連絡ください。

 

 

又は、保護者の方から生徒側へ転送をお願いいたします。

 

 

また、それぞれの人は情報に敏感になる努力をしましょう。これからの時代は、多くの情報から自分が必要なものを取捨選択する能力が最も大切です。これには多少の練習が必要になります。

 

 

同時に、英文法に関する質問も常に受け付けています。具体的な問題の場合には、なるべくその問題を写真にとって、質問内容を明確にしてお送りください。

24時間ok。

 

 

 

 

◯5/7からは教室でのレッスンも復活しますが、教室でのレッスンの他にこのメールレッスンである「英単語の作り方」と「英文法の使い方」を寝転びながら?読み、実力をつけていきましょう。

 

 

すでにそれぞれ様々ではありますが、何らかの「英文法」の本や問題集が当教室にて配布されていると思います。そちらも、各自少しずつ学習を進めてください。

 

 

 

 

◯英語学習経験が一年以上の人は、

テキストの目次をよく見つめてください。全体像を把握しましょう。

 

 

テキストの目次を見て、全ての項目 (各章) のテーマを把握し、英文を1つ書けるようにすると更に良いですね。無理をせず、一項目一文に限定した方が良いです。

 

 

 

 

◯今回からスタートする「英文法の使い方シリーズ」では1回のメールで読み切りのお話を予定しております。しかも分かりやすく簡単で有益なものにしたいと思います。

 

 

3分での読み切りで、文法テーマはアットランダムとします。

 

 

さらに、そのようなことができるかどうかは実際にやってみるまで分かりませんが、英語を始めて間もない人から大学受験予定者にも有益な連続した1つの講義にしたいと思います。

 

 

 

 

◯英語学習のレベル分けを当教室では以下のようにしております。実際に教室に通われている方は、次のレベルのどれかに属しています。

 

 

自分のレベルが分からない人はご連絡ください。

※「単語の作り方シリーズ」は、Level 4以上の人向けです。

 

 

 

 

Level 1 英語初心者

Level 2 英検4級合格相当

 

Level 3 英検3級合格相当

 

Level 4 英検準2合格相当

 

Level 5 英検2級/ センター試験

 

Level 6 英検準1/ 難関大受験

 

 

 

 

 

メール1回のワンレッスンで全ての人に対応するのは難しいはずですが、以下のような構成にすると可能なように思えます。

 

 

先ず、毎回異なる英文法のテーマがあり、

Level 1やLevel 2 の人に対応する「使える英文法」を講義前半でお話し、

次第にLevel 3や4、さらにはLevel 5や6の人にも満足できる有益な情報をお話する形式です。

 

 

つまり、レベルの高い人は前半の講義は復習になり、レベルの中程度の人は自分の分かるところまで読んで終了とし、講義の最後は大学受験レベルのものを扱うという構成です。

 

 

今回は、イントロダクションですので、文法の各論には入らず、以下の文法用語を確認しておきましょう。

 

 

 

 

◯5文型を構成する4つの要素

1 主語(S) subject

2 動詞(V) verb

3 目的語(O) object

4 補語(C) complement

 

 

◯10の品詞

1 名詞 主語/補語/目的語になれる

2 代名詞 名詞の代わり

3 動詞  主語の動作、状態

4 助動詞 動詞の補佐役

5 形容詞 名詞を修飾

6 副詞  動詞/形容詞を修飾

7 冠詞  a/an/theなど

8 接続詞    and/but/becauseなど

9 前置詞    in/at/on/underなど

10 間投詞  Oh!など

 

 

ここまで読んでいただいても分かると思いますが、ここで語られた全ての用語を完全に知っていたという人はいるでしょうか?

 

 

いつも使っている補語のCがcomplementの頭文字だと知っていましたか?10の品詞をすぐに列挙できますか?

 

 

 

 

◯Level 2以上の人は、いつも教室で実行しているように、5文型の代表的な英文をそれぞれ一文ずつ書けるようにしてみましょう。

 

 

◯Level 4、5、6の人は、5文型の暗唱に加えて、

10の品詞を全て列挙し、品詞の定義もしっかりと言えるとより良いです。

 

 

大切なことはアウトプットのトレーニングにあります。是非、実際の英文をテキストを見ずに言える、書けるを目指しましょう。

 

 

 

 

◯英語を始めたばかりの人は、今回のレッスンでは、主語Sと動詞Vだけを知っていれば大丈夫です。

 

 

※とは言うものの、英語を始めて間もない方には、このメールの後に、毎回の文法テーマに沿った一人ひとり異なる内容のものを「お便り形式」で再度メールいたします。

 

 

 

 

 

 

◯私たちは外国語を学習すると、途中から「なんとなく分かる」という状態に陥り、やってもやっても進んでいないような状態になるものです。

 

 

その原因は、「しっかり分かっていない」からです。それはどういう意味でしょうか?

 

 

たとえば、形状の不安定なものを重ねていくと途中で崩れてしまうことは容易に想像ができると思います。

 

 

私たちの学習もこれに似ていて、「よく分からないこと」を積み重ねていくと、時間をかけてやっているつもりでも、実際に手に入るのは欲しくもない「不安」という

もので、これが膨らんでいくのでたちが悪いです。

 

 

私たちが手にしたいのは「自信」と「実力」です。

 

 

教室で、私が1番よく語る言葉は、多分「満点を取りなさい」だと思います。

 

 

小さなテストで大丈夫です。たった3問の単語テストでもokです。しかし絶対に満点を取らねばなりません。

 

 

私たちに完璧などありえません。しかしながら、範囲を限定した中での「小さな完璧」なら手に入ります。

 

 

3点満点のテストで3点という完璧を繰り返し取ることで、得られるのは「自信」ということになると思います。

 

 

この「自信」という小さなレンガを使ってしっかり組み立て「実力」を築き上げていきましょう。

 

 

できあがる予定の私たちの住居は、城や大豪邸である必要はありません。土台がしっかりした小さな庭付きの家で我慢しましょう。

 

 

今まで英文法が苦手だった人は、一気に得意にしましょう。文法は、それを知っていると未開の土地で迷っても道を切り開いて進める道具の1つだと思います。

 

 

 

 

    Ready when you are.

         竜崎克巳