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    ラテン語・古典ギリシャ語単語の作り方 No.1

    2020.05.03

    ラテン語・古典ギリシャ語単語の作り方 No.1

     

     

     

    さて今回から、ラテン語と古典ギリシャ語の単語の語形成などを眺めていきましょう。

     

     

    今回はイントロダクションです。

     

     

     

     

    英語やフランス語の語源のお話なども混在すると思います。

     

     

    ギリシャ語はローマ字に変換します。

     

     

     

    単語についてのみのお話なので、おそらく、どのレベルの方にも合うと思います。

     

     

    今回は、私たちがこれから探索する領域において鍵となる3つの英単語を確認しましょう。

     

     

    1 etymology

    2 morphology

    3 vocabulary

     

     

    1「語源学」のことを英語でetymologyといいます。この単語は由緒正しくギリシャ語に起源があります。

     

     

    etymo + logy

     

     

    etymo-は、ギリシャ語のetymos(本当の)という単語に由来します。

     

     

     

     

    -logyは、ギリシャ語のlogos(言葉、理性)が源です。

     

     

    「〜学」には、この-logyが使われているのはよく目にしますね。

     

     

     

     

    2「単語の語形成についての論」をmorphologyといいます。

     

     

    morphe + logy

     

     

    morphe-はギリシャ語で「形」の意味です。

     

     

     

     

    3「語彙」は、英語でvocabularyですね。この語は、ラテン語単語vocabulum(名称、名詞)に由来します。

     

     

    この単語の前半部分のvoca-は、vocal(ボーカル)などに使われていますので馴染み深いですね。

     

     

    nota bene

    1の語源学 etymologyと2の語形成論 morphologyの違いについて少し考えてみます。

     

     

    ごく簡単にまとめると、etymologyが「ある単語の起源を研究」するのに対し、

    morphologyは「ある単語の形成過程を研究」すると、しておきたいと思います。

     

     

    英語を基準に具体的に考えてみましょう。

     

     

    まずは「語源学」

    philosophyという単語は、ギリシャ語を起源とする2つの単語の合成によって成り立っています。

    [phileo(愛する)+sopia知恵)]

     

     

    ただし、この知識から、さらなる関連語を自分で形成していくのは難しいと思います。

     

     

    次に「語形成論」

    teachという動詞に接尾辞 er を付加するとteacherができあがります。

    同様にplayからplayerのように語を形成することができます。

     

     

    この知識から、ある動詞に -erを付加すると「人を表す語」ができそうであるのが感じ取れます。

     

     

    つまり、etymologyは、ある語の根本を理解するのに有益であり、一方のmorphologyは、ある語の形成過程を感じ取り、単語を増幅させる生産的な知識と言えると思います。