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    < 英単語の作り方 > 9(接頭辞入門:共通項)

    2014.01.28

    接頭辞入門(その2)

    グループAの[import、export、transport]で浮かび上がったイメージを中心に、接頭辞の対概念などを考察していこう。まずは、import(輸入する)とexport(輸出する)のような対概念のペアを他に探してみよう。
    ※接頭辞in-は、bとpとmの前でim-になる。
    ※ex-は「前の、元の」の意味の接頭辞でもある。cf. ex-wife(元妻)

    グループAの発展編(a):[importとexport] 接頭辞in-とex-の対立イメージ

    (1)  impressとexpress

    ここでの共通項-pressは、「押しつける」の意味。impressは、[im(中に)+press(押す)]という分析。「中」を「心の中」と考え、心の中に押し、「印象付ける;感動を与える」となる。expressは、[ex(外に)+press(押す)]で、心の中の思いを外に押し出し「表現する」となる。

    (2)  includeとexclude

    共通項は-cludeで、この意味は英語のclose(閉める)であり、綴りが似ているので覚えやすい。includeは、[in(中に)+clude(閉じる)]で、「含む」の意味になる。excludeは、[ex(外に)+clude(閉じる)]で、「締め出す;排除する」の意味となる。

    (3)  involveとevolve

    共通項は、-volveで、意味は「巻く;回転する」。舌がよく回り弁舌さわやかな人のことをvoluble(口達者な)と表現する。「巻物」は、volumeといい、昔の書物は巻かれていたことが分かる。今でもvol.1(1巻)とかvol.2(2巻)などの表現は生きている。involve= [in(中に)+volve(巻く)]で、意味は「巻き込む」となる。evolve=[ex(外に)+volve(回転する)]で、「発展する;進化する」の意味となる。音韻変化のため接頭辞ex-がe-となっている。

    (4)  injectとeject

    -jectは「投げる」の意味。カエサルの言葉として有名な「賽は投げられた」はラテン語でAlea jacta est.(アーレア・ヤクタ・エスト)と言う。injectは、[in(中に)+ject(投げる)]=「注入する」となる。ejectは、[ex(外に)+ject(投げる)]=「追い出す」などの意味になる。

    (5)  inventとevent

    -ventは「来る」の意味。カエサルの言葉で有名なveni, vidi, vici.(ウェー二―・ウィーディー・ウィーキー)「来た、見た、勝った」というラテン語がある。inventは、[in(心の中に)+vent(来る)]=「発明する」となる。eventは、[ex(外に)+vent(来る)]で、「出来事」となる。

    (6)  inspectとexpect

    -spectの部分は「見る」の意味。この「見る」という意味を記憶付けるために、いつも人を「見ている」spy(スパイ)という単語を関連付けておこう。inspectは、[in(中を)+spect(見る)で「調べる」の意味。expectは、[ex(外を)+spect(見る)]で、「外を見て何かを待つ」の意味合いで、「期待する」などの意味で使われる。respectやsuspectやperspectiveなどにも入っているspectは大切な語根の一つ。

    ※xという文字は2重子音でksという音を担っている。ラテン語ではexspecto(待つ;期待する)という綴りだが、英語ではsを落としてexpectの綴り。

    (7)  immigrateとemigrate

    -migrateは「移住する」の意味。immigrateは、[in+migrate]で、「外国等から、こちらの方へ移住する」の意味。emigrateは[ex+migrate]で、「自国から他の国へ移住する」の意味。

    (8)  inhaleとexhale

    -haleは「息をする」の意味。従って、inhaleは、breathe inの意味。exhaleは、breathe outの意味。

    (9)  inspireとexpire

    ラテン語でDum spiro, spero.(ドゥム・スピーロ―・スペーロー)「息をしている間は、希望がある」という言い回しがある。このspiroとspirit(精神)を関連させると良い。inspireは、「神的な存在が息を中(in)に吹き込んでくる」と考え、「着想を得る」などの意味になる。expireは、風船から空気が外(ex)に抜けていくイメージで、一旦入った空気・息が抜けていき、しぼんでしまう、つまり「有効期限が切れる」などの意味になる。もちろん「亡くなる」の意味でも使う。

    (10) imposeとexpose

    -poseは、「置く」の意味でpつながりでputと関連して記憶できる。ここでのimは、「~に」の意味で、「~に置く」から「(税金などを)~に課す」の意味に。exposeは、[ex(外に)+pose(置く)]で、「さらす」などの意味になる。

    (11) intendとextend

    -tendは、「伸ばす、張る」の意味の語根。tendは、このまま英単語として「傾向がある」の意味の動詞でもある。tension(緊張)やtense(緊張した)も一緒に記憶すると良い。intendのin-は「心の中」と考え、「心の中から未来に向けて思いをぴんと張る」ことで「意図する」の意味になる。extendは、「物理的な世界において外に力や時間などを押し広げる」ことで「拡大する、延長する」などの意味になる。

    接頭辞入門(その3)へ続く